ビジネスローンとは
「ビジネス=事業」で使うローンのことを言います。
もっと言えば、法人経営者、または個人事業主の方が事業性資金のために利用できる無担保ローンのことを言います。
事業性資金というのは、企業の経営、個人事業主の事業の運営に使う費用のことで
- 開業資金・創業資金
- 運転資金
- つなぎ資金
- 仕入資金
- 新規事業の資金
- 人件費
- 家賃・・・
などが主な事業性資金となっています。
ビジネスローンというのは、事業性資金のための資金を法人経営者、または個人事業主に無担保で金融機関が融資するローンサービスのことを言うのです。
ビジネスローンを提供しているのは、銀行、消費者金融、クレジットカード会社、信販会社などがあります。
ビジネスローンは資金調達方法のひとつ
資金調達方法のひとつがビジネスローンなのです。
通常、会社を経営するためには、資金が必要になります。
経営者本人が自分のお金を資本金として用意するケースもありますし、
株主から出資してもらうケースもあります。
また、当然銀行から融資を受けるケースや
公的な融資や補助金を利用するケースもあるのです。
このような資金調達方法の中のひとつがビジネスローンと言えるのです。
数ある資金調達方法の中でビジネスローンの主な特徴は
- 最短即日融資が可能であること
- 無担保であること
- 第三者の保証人が必要ないこと
- 金利が高いこと
が挙げられます。
銀行融資などの場合は、担保が必要であったり、第三者の保証人が必要であったり、かつ事業計画などの事業内容の審査に数か月かかってしまうなどのデメリットがあるのです。
その分、銀行融資の場合は金利が低金利なのですが、時間がかかってしまい、審査も厳しいため、必要なタイミングで必要なん金額が用意できるのかわからないのです。
そこで、登場するのが最短即日と言うスピードで借り入れが可能なビジネスローンなのです。審査も銀行融資と比較すればハードルは低く、担保や保証人の準備も必要ありません。
しかし、その代わりに金利が高いというデメリットがあるのです。
ビジネスローンという資金調達方法の役割は
銀行融資や出資、公的融資などがカバーできないスピード、審査ハードルでお金が必要な場合に、サブ的に使うのが基本的な役割となっています。
- 銀行融資の審査が下りるまでの期間のつなぎ融資で利用する
- 繁忙期のために仕入額が1ヶ月だけ増えてしまう、その増加分だけビジネスローンを利用する
- 売上の入金が遅れてしまい給料支払いができない。その時だけビジネスローンを利用する
と言った形です。あくまでも短期的な資金調達手段として利用すべきものなのです。
金利が高い為、長期的な資金調達手段としては不向きと言っていいでしょう。その代わり、融資までのスピードが速く、審査ハードルも低いことが大きなメリットなのです。