ビジネスローンの申込み条件とチェックポイント

kanegon700

10年前

ビジネスローンはどういった方であれば使えるのでしょうか？ビジネスローンには審査があるので一概に申し込み条件＝利用できる人というわけではありませんが、ここではビジネスローンの申込み条件について解説します。

ビジネスローンの申込み条件

基本的にビジネスローンの申込み条件というのは、提供している金融機関によって変わってきます。

多くの場合は

安定した収入がある個人事業主、法人経営者

であることが申込み条件となっていますが、年齢条件や事業年数の条件、赤字でないことなどが申込み条件に明記されているケースもあるのです。

この場合、申込んでも審査で落とされてしまうので意味がありません。申込み条件のチェックも重要なビジネスローン選びのポイントなのです。

ビジネスローンを比較検討する際にまずチェックしなければならないのが、個人事業主と法人経営者の申込みが可能かどうか？ということです。

ビジネスローンは事業性資金として融資を受けられるローンサービスですが

事業性資金を使うのは

の2種類に分けられるのです。

個人事業主でも、法人経営者でも申し込みが可能なビジネスローンもあれば、どちらか一方しか申込みできないビジネスローンもあるのです。ローンカード型のビジネスローンの場合は個人事業主だけという場合が多く、事業融資を専門としている金融機関の場合法人経営者だけという場合が多くなっています。

ビジネスローンの中でお、年齢条件が記載されているものがあります。

というのが多いようです。高齢の経営者や個人事業主で利益を出している方も多いので、年齢が大きなマイナス要因にはなりませんが、それでも高齢になればなるほど事業継続のリスクが高まっていくため、融資条件は悪くなってしまいます。

「明確に何年以上の事業歴があること」と記載されていなくても、必要書類の中に「2期分の決算書」と記載されているということは、事業歴が2年以上必要ということになります。

ただし、この場合はビジネスローンの提供会社によっては2期分の決算書が容易できない旨を伝えたうえで相談すれば、「1期分でいい」というようなケースもあります。

とはいえビジネスローン審査で事業歴は重要な審査ポイントになるため、事業歴が短いと審査通過の可能性も低くなってしまいます。

ビジネスローンの場合は、来店不要で全国対応のものがほとんどですが、不動差担保ローンのように不動産担保の担保価値査定などが必要な場合には、営業所のあるエリアに限定されているものも一部あります。

関西エリアだけ、九州エリアだけというビジネスローンもあるので、事業展開をしているエリアが対応しているかどうかの確認が必要です。

申し込み条件で「赤字決算・税金未納でないこと」が明記されているビジネスローンはほとんどありませんが、一部のビジネスローンではこのような記載がされていることがあります。

赤字決算や税金未納の場合でも、ビジネスローンが利用できるケースもありますが、審査ではかなり厳しい評価になってしまいます。

ビジネスローンの申込み条件に該当していないところに申込んでも、審査通過の可能性は限りなく低いと言っていいでしょう。まずは自分に当てはまるビジネスローンの申込み条件を提示しているところに申込む必要があります。

がことなるため、状況に応じて使い分ける、または併用することがビジネスローン活用で重要なポイントなのです。