目次
ビジネスローンを比較する上でのチェックポイントはどこになるのでしょうか?
1.金利で比較
金利が低金利であるに越したことはありません。ただし、ビジネスローンは無担保の法人向けローンなので上限金利が設定されるケースが多いため、それほど重要度が高い項目ではありません。
低金利すぎると審査が厳しい、融資まで時間がかかるなどのデメリットがでてきてしまう可能性があります。
2.限度額で比較
ビジネスローンの場合は、限度額が重要になります。経営で必要な資金というのはわかっているはずなので、必要最低限の費用以上に借りられなければ意味がないからです。
必要な資金額よりも限度額が高く、多く借りられる可能性があるかをチェックしましょう。
3.担保で比較
基本的に担保は必要ないものがビジネスローンです。不動産や売掛債権などの担保がある場合は、ビジネスローンよりも低金利の不動産担保ローンや売掛債権担保ローンなどが利用可能です。
ビジネスローンを提供している金融機関でも、前述の有担保ローンサービスを扱っているケースがあるので、担保の有無と金利に注目して比較しましょう。
4.利用可能者で比較
ビジネスローンは基本的に個人事業主や法人経営者に対して融資が行われるものですが、個人事業主だけしか利用できないもの、法人経営者しか利用できないものがあります。ご自身がサービスの利用対象者であるかどうか確認しておきましょう。
5.融資までのスピードで比較
支払いなどの関係で借り入れまでに時間がないケースが多いかと思います。ビジネスローン比較では融資までに必要な時間というのは非常に重要な要素なのです。最短即日のものから、1週間程度かかるものまであるので、時間がない方は「最短即日融資」のビジネスローンを選びましょう。
6.来店の必要性で比較
カードローンを提供している会社のビジネスローンの場合は、ほとんどのケースで来店不要で融資が可能になります。一方、事業資金融資を専門に行っている金融機関の場合は、面談をして審査を行うところも少なくありません。来店が必要な場合は融資まで時間がかかってしまうため注意が必要なのです。
7.資金使途で比較
ビジネスローンは基本的に事業性資金への利用に限られますが、個人事業主の場合、プライベートな資金にも利用できるビジネスローンが存在します。
8.ローンカードがあるかどうかで比較
カードローンを提供している会社のビジネスローンの場合は、ビジネスローンでもローンカードを発行します。ローンカードがあれば、限度額に余裕があればいつでもコンビニなどで24時間借り入れや返済ができるメリットがあります。初回に銀行振込みによる融資だけで後は返済のみというビジネスローンもあるので、状況や用途によって比較しましょう。
9.最長借入期間で比較
ビジネスローンは短期的な資金調達に利用すべきものですが、どうしても毎月の返済負担を最小限にしたいという場合には最長借入期間が長いビジネスローンを選びましょう。同じ借入額でも、返済期間が長いほど毎月の返済額は抑えられます。
10.悪徳業者、闇金でないかをチェック
最後に、ビジネスローンの提供会社が違法な金融業者「ヤミキン、闇金、悪徳業者」でないことを確認しましょう。
金融庁や貸金業協会のHPで検索することが可能です。
金融庁「違法な金融業者に関する情報について」
http://www.fsa.go.jp/menkyo/menkyoj/ihou.pdf
貸金業協会「悪質業者の検索」
http://www.j-fsa.or.jp/personal/malicious/index.php
まとめ
ビジネスローンを比較するときには「何を重視して資金調達を行いたいのか?」を明確にすることが重要です。
どのビジネスローンにも、強みと弱みがあるため、状況に応じたビジネスローン選びが大切になってきます。