ビジネスローンの審査が通りやすい時期、タイミングなんてあるのでしょうか?実はビジネスローン審査で審査が通りやすい時期というものがあるのです。
ビジネスローンは決算月が狙い目
ビジネスローンを提供している金融機関は、独立系の会社もありますが、ほとんどは上場している大手消費者金融の連結子会社であることが多いのです。
例えば
- オリックス・クレジット株式会社 = オリックス株式会社 100%
- ビジネクスト株式会社 = アイフル株式会社 100%
- シンキ株式会社 = 新生フィナンシャル株式会社 100%
となっています。すべて親会社が上場企業(もしくはHD)で100%子会社なのです。
つまり、上場している親会社の決算発表で、子会社の経営成績も発表されることになります。
当然、上場企業なので、これらの経営の結果は株価に直結します。そのため、各ビジネスローン会社ともに、決算月ではなんとか目標の予算達成をしなければならないとして、業績を上げるためにいつもよりも審査の基準を引き下げて、融資実績を引き上げる傾向にあるのです。
ほとんどの上場企業であれば3月が決算月になるため
2月~3月が狙い目ということになります。
また、半期でも同じ現象が起こるため
8月~9月も決算月ほどではありませんが、狙い目ということになるのです。
12月はビジネスローンの繁忙期
年末の12月というのはビジネスローンを提供している金融機関にとっては繁忙期になります。
年末は
- 従業員へのボーナスの支給
- 年末年始に向けた仕入の増大
のタイミングでもあるため、企業の資金需要が高まるのです。当然、資金需要が高まるときにはキャンペーンなどでビジネスローン会社も積極的に顧客獲得に乗り出すことになります。
まとめ
対外的には繁忙期だろうが、顧客獲得が必要な時期であろうが、審査基準は変わらないとしていますが、これは絶対ではないのです。
全然ビジネスローン審査の基準に達しないというスコアリングの点数であれば、審査落ちであることは変わりませんが、スコアがギリギリのラインのときに最終的な融資判断をする、決裁をするのは審査担当部門の責任者であるため、余裕のある時期と獲得が必要な時期ではその判断も変わってくると言えるです。
ビジネスローン審査で通らない方は、申込みの時期を調整してみるのもひとつの方法なのです。