目次
ビジネスローンを申込むときにインターネットから申し込む方法がほとんどになっていますが、申込むフォームへの記載すべき内容とそれが審査にどういう影響があるのか?をまとめました。ビジネスローン申込み時の参考にしてください。
オリックスVIPローンカード BUSINESSの申込みフォームでチェックします。
1.申込みご本人について
借入者本人の情報を入力する画面です。
ここで重要になるのは
- 個人名から個人信用情報を照会するということ
- 住まいの形態・居住年数
- 家族構成
- 前年度個人所得
の4つです。
個人信用情報
まずは登録した個人名と住所からビジネスローン会社は個人信用情報を照会します。個人信用情報は金融機関同士でお金を借りるローンサービスの利用情報を共有しているものです。
ここで申込者の借入中のローンやその借入額、返済遅延の有無などをチェックするのです。
住まいの形態・居住年数
住まいの形態は家賃やローンが発生するかどうか?というところを見ています。家族所有である場合などは家賃もローンも発生しないと考えられるため審査の評価が高くなるのです。
居住年数は貸し倒れで連絡がつかなくなるというリスクを考慮したものです。長く同じところに住んでいるほど審査の評価は高くなります。
家族構成
養う家族が少なければ少ないほど可処分所得が大きくなるため、審査の評価は高くなります。
前年度の個人所得
年収に応じて限度額が決まってきます。ビジネスローンであるため、個人の年収だけで限度額が決まるものではありませんが、ひとつの要素にはなってくるのです。
2.経営会社について
経営会社の情報を入力する画面です。
ここで重要になるのは
- 会社名から帝国データバンクなどの信用情報を照会するということ
- 業種
- 資本金
- 創業年月
- 売上
の5つです。
帝国データバンクなどの信用調査会社のデータ
信用調査会社にデータがあるかどうか?からチェックされます。あった場合にはその評点などが審査対象になるのです。
業種
業種によっても収入の安定性は変わってきます。経営が不安定なインターネット事業よりも、病院経営などの方が審査の評価が高いということになります。
資本金
資本金の額に応じて限度額が決まってきます。必要な借入額に対しての資本金の割合がビジネスローン会社によって決まっていることが多いのです。
創業年月
創業年月がわかれば、その会社の業歴がわかります。会社の信用というのは長く経営を続けていればいるほど高く、収入が安定していると考えられるのです。ビジネスローン審査では重要なポイントと言えます。
売上
売上はそれほど重要ではなく、決算書などで見るフリーキャッシュフローなどの方が重要視されるケースが多いのですが、それでも審査の要素にはなります。借入希望額に応じて、最低限必要な売上というものもあるのです。
3.申込み内容について
申込み内容を入力する画面です。
ここで重要になるのは
- ご利用中のローン
です。
ご利用中のローン
信用情報によって金融機関は社名がわかれば調べることが可能です。しかし、わざわざ自己申告で聞いているのです。中には少なく見せたいといって、少なく書いてしまう方もいるのですが、正確に情報を書かなければ、ウソをつく人としてビジネスローン審査に落ちてしまう可能性もあるのです。
他社借入件数と借入残高はできるだけ正確に記入しましょう。
まとめ
オリックスVIPローンカード BUSINESSは、比較的申込フォームへの記入事項が多いビジネスローンです。
インターネットが申し込みの主流になっているビジネスローンでは、申込みフォームの記入項目だけでほとんどのビジネスローン審査が完了すると言っても過言ではないのです。
気軽に入力できるからこそ、打ち間違えや虚偽の申告にならないように注意を払って入力することが必要です。