tax128_128ビジネスローン審査では、税金の納付状況、税金が未納、未払いになっていないか?も審査の対象になります。では、税金の納付状況はどのようにして審査されるのでしょうか?

ここでは税金の納付状況とビジネスローン審査の関係について解説します。

1.税金未納・滞納ではビジネスローン審査は通りにくい

税金未納や滞納がなぜビジネスローン審査に影響するかと言うと・・・

融資したお金が税金の支払いに利用されてしまう可能性があるからです。

事業性資金につかって収益をプラスにするために使うとして融資したのにも関わらず、税金の支払いに回されてしまい、その上で破産する方なども少なくないからです。

さらに言えば

「税金も払えないのに返済がきちんとできるのか?」

と金融機関側が考えるのは当然と言っていいでしょう。

とくに税金というのは、取り立てが厳しく一般のローンや融資よりも優先して取り立てができるようになっているため、税金の未納に関しては金融機関は是が非でも避けたいと思っているのです。

つまり、

税金未納・滞納・未払いの状態ではビジネスローン審査に通る可能性は著しく低い

ことになります。

2.税金未納・滞納でも借りられるケースはないの?

ゼロではありません。

少額の滞納であって、1年以内に分割返済で税金未納が解消するぐらいの状態であれば、金融機関の判断によっては審査に通る可能性もあります。

また、ビジネスローンの場合も、金融機関によっては納税証明の提出が必要ないところもあるため、単に見逃されることも稀にあるのです。

ただし、「税金未納状態でも融資可能!」というようなキャッチコピーで宣伝しているビジネスローンは闇金などの業者の可能性も高い為、避けた方が良いのです。

3.税金未納時にビジネスローンを利用するのはどうすれば良い?

税金の未納、滞納を解消することが最善の方法です。

法人であれば個人で借り入れをして返済するなり、役員などから借り入れをして返済するなり、取り急ぎ未納、滞納を解消することを優先事項として考えましょう。

その上で、ビジネスローンに申込みをすることが必要になります。ビジネスローン審査に通過後、借り入れを解消することになります。

まとめ

税金の未納・滞納があるとビジネスローン審査は通りにくくなる

のです。

税金の未納・滞納をしないように心がけましょう。